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空港で預け入れする時にスーツケースのロックはかけますか?それとも施錠しないで預けますか?
盗難の危険性とロック破壊される危険性?
飛行機搭乗の際、機内持ち込みをしないスーツケースは預託手荷物として預けることになりますが、この時にスーツケースの施錠をして預けるか、解錠して預けるか、みなさんどちらですか?
大抵のスーツケースはダイヤルなりキーなりのロックが付いていますし、最近だと米国保安所に対応したTSAロックも一般的になっています。
せっかく付いているし盗難の危険性もあるしロックする・・・という方も多いと思いますがいかがでしょうか。
私は・・・旅行に行き始めた頃はロックしていましたが、最近はロックしないで預け入れしています。周りの旅慣れた人ほどロックはかけない人が多い感触です。
なのでそういう人からスーツケースを借りたりするとロック番号が分からない事が多かったりします。
ロックしてないのにロックされていた
ロックしないで預け入れしたのにロックされて帰ってきたという・・・。
これは・・・怖いですね。鍵タイプのものだとロックしない場合はスーツケースの中に入れておくことは多いと思いますが・・・こうなるとお手上げです。
私はこれがあるのでスーツケースは全てダイヤル式にしています。
空港到着早々ハプニング発生!
鍵をかけずに同僚が預け入れたラゲッジが鍵がかかった状態で出てきてびっくり!
同僚は鍵をそのカバンに入れたままとのこと!!
航空会社の荷物サービスカウンターに相談したところ、
TSAのスタッフを呼んでくれて無事に解錠!#TSAロック
私は鍵をかけません。 pic.twitter.com/hWnWw25iEk— Boo25 (@Boo25kg) 2018年11月9日
ここで出てくるTSAロックは、TSA=米国運輸保安局に準拠したロックのことです。9.11テロ以降、米国は国外からの持ち込み荷物の検査が厳格になり、中身が確認できないスーツケースなどは壊してでも解錠して中身をチェックするようになっています。毎回鍵を壊すのも不便すぎるのでTSAで数種類のマスターキーを持っているロックのことをTSAロックといいます。TSAロックであれば鍵をかけていても米国の空港の検査場で職員がマスターキーを使って開けられる、ということです。
うぉーー、カバン開けられてる!TSAロックはずされたの初めてや
— yuka🐿️ (@yuka_yy) 2018年6月23日
あとね、アメリカとかインドとか、預けたスーツケースに鍵かけてると無理くそこじ開けられたりするから。破壊されるから。
TSAロックっていう関税の人も開けられる鍵を買おうね。— ガチコ🇺🇸 (@gatchco) 2018年2月9日
僕より後にアメリカを出国する人へ!
Check inしたバッグがTSAに中身チェックされることがあります。TSAロック付きのスーツケースでも鍵を壊されてしまうことがあるので、鍵はほんとにかけちゃダメです。。。
僕は鍵が壊されたというかロックが無くなっていました pic.twitter.com/tBjj72V7XR— ⬇︎(ホソビノス (@shimoyazirushi) 2018年1月14日
【悲報】帰宅してから愛用のスーツケースの鍵が壊れていることに気づく。中には開けられた事を知らせる紙が。このままではこのスーツケースは使い物にならないけど、どうしたらイイんだろう…(。-_-。)!?アドバイス求む(*´Д`*) pic.twitter.com/HIORa1bhai
— アルバート (@albertjzzw) 2017年11月15日
開けられた(´・ ・`)
服とか下着とか入れてた袋の中身もぜーんぶ調べられた。 ←ワンピース入れてた衣類袋の中にお手紙入ってたTSAロック付きのスーツケースでもその番号の鍵を職員がたまたま持っていなかったりすると鍵を壊される事もあるらしいから念の為鍵閉めないで出してたのが不幸中の幸い。 pic.twitter.com/aCWnpmJjyi
— *うさぎBlancotten さーや* (@applemilkwaffle) 2018年12月17日
「ユアバッグはランダムに選ばれて検査したよ!もしかしたら壊しちゃうかも。破損の責任は負いません!何かあったら連絡してね。」みたいなお手紙が中に。テロ対策とはいえ乱暴すぎやしない?アメリカ国土なんちゃら省の人たち。テープぐるぐる。。TSAロックの知識がなかった私が悪いんですけど。。 pic.twitter.com/WELTfRSbJ5
— きりんちょん (@kirin_chon) 2017年9月30日
このTSAロックはマスターキーが数種類あって、また各地の空港で必ずしも全タイプのキーがあるとは限らないようで、合うタイプのキーがなければ結局壊してでも開ける、という事例があるようです。なのでTSAだからロックをかけても壊されない、とは限らないようです。
鍵が壊された場合はどうすればいい?
保安上の理由で鍵を壊された場合は、カード会社の付帯サービスでカバーしてくれる場合もあるよう。
TSAロックでも平気で壊すのがアメリカです。
私もこないだ壊されました。
カード会社の付帯サービスで
引き取り修理が使えますよ。— 農夫 (@noufu_tabideru) 2017年11月15日
しかし逆にロックをしないことでのリスクがあるケースも。
マニラ空港についたら、スーツケースの鍵がまた000になってた。
鍵を000から変更しない人がけっこういるから、こうやって一つ一つ開けては、中の物を抜き取ってるんだろうね。 pic.twitter.com/zO7YXpm0N1— オフショアキャド (@Shusei_Hayashi) 2018年1月29日
こちらはダイヤル式のロックで「000」の設定になっている事を狙って空港職員か誰かがわざわざ解錠を試みているかも、という例です。
フィリピン行ったことはありませんが、フィリピン航空のフィリピン人の乗客、箱はもちろんスーツケースまで巨大ラップでぐるぐる巻きにしてます。なんでも中身の抜き取りと例の銃弾混入みたいなものを両方防ぐためにやるんだそうです。公務員が一番悪人という国は多々ありますがフィリピンは要注意。
— Lei (@Lei27148) 2018年1月29日
また実際にはスーツケースの中を狙っている、というだけではなく、禁制品などを入れて罰金を不法に取る、という狙いもあるそうです。
米国だとロックをかけずに預けて、こういった国だと逆にガチガチにロックしてラップにも巻いて預ける、というのが正しいんでしょうか・・・?
個人的な経験で言えばロックせずに東南アジア数カ国行った限りでは、盗難などにはあってはいません。
ホテルでロック
空港では行先によってロックするしない、という話とは別に、宿泊するホテルではロックはしたほうが良さそうです。
場所によってはホテルの施錠した部屋からスーツケースごと盗難されるケースもあるようですが、貴重品やおみやげなどはスーツケースに入れて施錠する、というのは最低限の保安手段かも知れません。少なくともロックを壊される状況が税関と違って普通にはない状態なので、ロックをしたほうが安全度は高そうです。