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昨年発表になったJALが取り組む中距離LCCの名称が「ZipAir」、ジップエアーになりそうです。
JALの中距離LCC、名称は「ZipAir(ジップエアー)」か
昨年JALは中距離LCCへの参入を発表しました。
日本航空(JAL/JL、9201)は7月31日、中長距離LCCの準備会社「ティー・ビー・エル(T.B.L.)」を設立した。パイロットなど人材募集に関しては、秋ごろをめどに始める見通し。2020年夏ダイヤをめどに、成田空港からの中長距離を運航する。
この新LCCは2020年、東京オリンピックを目指して開業するのですが、その前に名称を冠したドメインが取得されたようです。
これは、同社が取得したドメイン「zipair.co.jp」から判明したもの。ドメインは2月19日付で取得しており、担当者情報には同社の企画マーケティング部所属の2名の情報が掲載されている。ティー・ビー・エルではこれまで、運航乗務員の募集をJALのドメイン内で行っており、同社名義で取得したとみられるドメインは「zipair.co.jp」のみとみられる。
よく見つけましたね・・・。スゴイ。
同時期にZIPAIR.JPとZIPAIRTOKYO.JPのドメインも取得されたということで、ほぼこちらのドメインがブランド名として利用されると思われます。
実際にこのzipair.co.jpの情報を確認してみました。
Domain Information: [ドメイン情報]
a. [ドメイン名] ZIPAIR.CO.JP
e. [そしきめい] かぶしきがいしゃてぃー・びー・える
f. [組織名] 株式会社ティー・ビー・エル
g. [Organization] T.B.L. Co., Ltd.
k. [組織種別] 株式会社
l. [Organization Type] Corporation
m. [登録担当者] DK14282JP
n. [技術連絡担当者] MN39242JP
p. [ネームサーバ]
s. [署名鍵]
[状態] Registered (2020/02/29)
[登録年月日] 2019/02/19
[接続年月日]
[最終更新] 2019/02/19 15:23:38 (JST)
登録情報を見るとJALグループの新会社の株式会社TBLが登録者になっているので間違いなさそうです。
ちなみにTBLは「To Be Launched(立ち上げ予定)」の略だとか。面白い名称ですね。実際にサービスがスタートする時には商号変更になりそうですね。
その時はジップエアー株式会社とかなんでしょうか?
ZipAirの意味
この新サービスの名称になるであろうZipAir、ジップエアーの意味ですが、ジップ、ZIPを調べてみるとこんな意味でした。
名詞
1可算名詞 ビュッ,ビュー(という音) 《飛ぶ弾丸などの音,または布を裂く音》.
2不可算名詞 《口語》 元気.動詞 自動詞
(zipped; zip・ping)
1a〈車・弾丸などが〉ビュッと音を立てて進む[動く] 〈副(句)〉.
The car zipped along. 車はビュンビュン走った.
b〈人が〉勢いよく進む[行く].
He zipped out into the garden. 彼は庭へ飛んで出て行った.2〈物事が〉すみやかに運ぶ,〈人が〉迅速にやる 〈副(句)〉.
zip through one’s work 仕事をさっさと片づける.
すっ飛んでいく、みたいな意味なんでしょうね。航空会社の名称としてはすごくぴったり来るような気がしますね。
同様のZIPを使った名称で、カーシェアのZIPCARがありますが、これもそういうスピーディーな意味だったんですね。
ちなみにこの新LCCのZIPAIR、当初はボーイング787の2機体制でスタートするそうです。
楽しみですね。
過去カナダにZIPというLCCがあった
色々調べてみると、過去ZIPという名称のLCCがカナダにあったようですね。
2002年にエアカナダの子会社としてスタートし、2004年に事業を停止したようです。
Zip ceased operations in September 2004 when Air Canada resumed a full schedule on its western routes.
Twitterでも同様の指摘がありました。
ZIPAIRってなんか聞いたことあるなぁと思ったら、過去にzip airlineという会社がカナダに存在しましたね。確か2年ぐらいで運行が終了したはず。#ZIPAIR #JAL #LCC pic.twitter.com/lPtK3UUniW
— transport524 (@transport524) 2019年2月26日
追記:JALから正式発表されました。