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昨年ついに3,000万人を突破した日本へのインバウンド旅行。この旧正月の時期、訪問数が急増している人気急上昇の地域はどこでしょうか?
インバウンド旅行で人気急上昇の地域は?
東京オリンピックの来年にはインバウンド旅行者を4,000万人目標だそうですね。
確かに昨年は3,000万人超えとあながち不可能な数値でもなさそうな気もします。
ちょうど春節・旧正月の時期ですがこの時期に一番訪問者数が伸びている地域はどこでしょうか?
航空券宿泊比較のスカイスキャナージャパンが「2019年春節 訪日旅行(インバウンド)で人気急上昇の旅行先トップ5」を発表しました。
国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパン株式会社(本社:東京都千代田区 https://www.skyscanner.jp/ )は、本日、「2019年春節 訪日旅行(インバウンド)で人気急上昇の旅行先トップ5」を発表しました。春節(旧正月)期間中のアジア8エリア発・日本行きの往復航空券の予約状況を昨年と比較した結果、最も伸び率が高かった都道府県は熊本県でした。
なんと熊本県が伸び率97.4%で1位。その後を愛媛県、香川県、宮城県、宮崎県が続きます。
リリースから読み取れるそれぞれの地域の伸びた要因を見てみましょう。
1位 熊本県 +97.4%
香港からの予約が最も伸びた
香港のLCC・香港エクスプレスが2018年5月に熊本−香港線を定期便化
韓国のLCC・ティーウェイ航空が2018年11月に熊本−大邱線で定期便を就航
2位 愛媛県 +64.7%
サイクリングコースとして知られる「しまなみ海道」など訪日客にも人気の観光地
主要空港の松山空港には上海線・ソウル線の2つの国際線が就航
2018年10月にチェジュ航空の松山−ソウル線が増便
韓国在住者による予約が最も伸びた
2019年にはエバー航空による松山−台北線の開設
3位 香川県 +23.1%
2018年10月に韓国のLCC・エアソウルが高松-ソウル線を毎日運航へ増便
韓国からの予約が最も増加
高松空港には、ソウル・上海・台北・香港の4路線が運航
韓国在住者が伸びた
4位 宮城県 +22.3%
2017年9月にPeach Aviationが仙台空港を拠点化
ピーチが仙台-台北(桃園)線を就航
タイガーエア台湾も2018年10月に台北線を週2回から5回へ増便
台湾利用者が増加
5位 宮崎県 +18.1%
イースター航空が宮崎−ソウル線に就航、初のLCC路線
韓国在住者が伸びた
こうやって見てみると、観光資産もさることながらLCC路線の就航というのがダイレクトに集客にヒットしている感じですね。