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インバウンド観光客の増加とともに各空港の駐車場キャパシティも足りなくなってきています。対策として全国各地の空港が駐車場の増設・新設を検討しているようです。
今後増設される空港駐車場
空港に着いたら駐車場が満車!こんなヒヤッとする経験の解消に向けて各地の空港が駐車場の新設・増設に動いています。インバウンド需要もうなぎ登りに増加する中、現在報道されている空港駐車場の新設計画をまとめてみます。
成田空港
成田空港は2018年7月に第1ターミナル近くのP1駐車場に立体駐車場をオープン。さらに第2ターミナル前のP2駐車場に2019年夏頃めどで立体駐車場を新設。
出典:成田空港、立体駐車場を新設 – 観光経済新聞
P1駐車場の収容台数は1,200台から1,800台(うち新立体駐車場は770台)となり、1.5倍に拡大します。
P2駐車場の収容台数は2,400台から3,100台(うち新立体駐車場は700台)となります。
那覇空港
最近はアジアからのインバウンド観光客が目立って増加している沖縄の那覇空港も駐車場増設計画を発表。2022年までに8階建ての立体駐車場を増設し、現在より1.7倍の収容力を確保するとのこと。
高松空港
高松空港は2019年の10連休ゴールデンウィーク前までに駐車場を増設、現在から6割増の収容能力を確保するとのこと。2019年4月26日の完成を目指す、とのことで、本当にゴールデンウィーク直前のオープンとなるようです。
松山空港
松山空港は早ければ2019年2月末運用開始を目標に駐車場を増設。第1駐車場内に700台規模の立体駐車場を建設するそうです。立体駐車場新設で合計の駐車台数は1875台になるとのこと。
松山空港の16年度の乗降客数は287万人で5年連続で増加。空港駐車場も年間約200日満車の状況が続いているそうです。
羽田空港は駐輪場を新設
こちらは既にオープン済みですが、羽田空港は国際線ターミナルの近くに自転車が停められる駐輪場を新設。これまでは駐輪場は一切なかったとのこと。
空港についたら駐車場が満車、という困った状況が各地で解消されていくといいですね。