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飛行機が行先を間違える、という事ってあるんですね。そんな珍しい事件がブリティッシュエアウェイズで起きました。
旅客機が行先を間違えた!ブリティッシュエアウェイズ便で
飛行機のフライトは細心の注意を持って運航されています。ミス1つで大事故につながる可能性があるので当然なのですが、ブリティッシュエアウェイズの旅客機がまさかの行先を間違える、という事件が発生しました。
ロンドン(CNN) 英ロンドンを出発してドイツのデュッセルドルフへ行くはずだったブリティッシュ・エアウェイズの旅客機が25日、行き先を間違えてスコットランドのエディンバラに到着してしまうハプニングがあった。
ロンドン=デュッセルドルフ便のフライトが間違えてエディンバラに着陸してしまう、というとんでもないミスが起きました。
原因はフライトスケジュールの間違いだそうです。クルーはみんなエディンバラ行だという認識だったとのことですが、乗客はみんなデュッセルドルフ便として搭乗しています。
結局この便は一旦エディンバラに着陸し、給油してからデュッセルドルフに向かったとのこと。
Flightradar24でその便、BA3271の25日の航路が表示されています。目的地のデュッセルドルフではなくてまっすぐエディンバラに向かってますね・・。
エディンバラに行く人はいない?
この時、機内でのアナウンスのやり取りが絶妙です。
着陸後、乗員が乗客に対し、デュッセルドルフへ行く人は手を挙げてくださいと呼びかけると、全員が手を挙げたという。
それは当たり前ですね・・・。みんなデュッセルドルフ行だと思ってるわけですから。
行先間違いだと怒号が飛び交いそうな気もしますが、実際のこの時のやりとりは乗客はみんな笑っていたようです。
Twitterにその時の模様が投稿されています。
"No-one to Edinburgh..? No? Please don't take photos or videos." This is the moment a British Airways pilot realised he'd taken a flight destined for Dusseldorf to Scotland. pic.twitter.com/ODaPFORWQy
— talkRADIO (@talkRADIO) 2019年3月26日
実際には「誰もエディンバラに行かない?お願いだから写真やビデオはとらないでね」というやり取りと、苦笑する乗客が結局ビデオに収められています。
こういうおおらかな乗客ばかりでよかったですね。