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発表になったJALの新中距離LCC「ZIPAIR Tokyo」。このLCC利用でJALのマイルは貯まるんでしょうか?価格はどれくらい?
JALの新LCC「ZIPAIR」でマイルは貯まる?価格は?
JALが新しく設立した中距離LCCのZIPAIR Tokyoが発表になりました。
発表された次に気になるのは・・・いつから乗れるのか?価格はどれくらい?マイルは貯まるの?
色々ありますね。分かる限りで調べてみました。
ZIPAIR Totkyoはいつから乗れる?
現時点で発表となっているのは2020年夏ダイヤからのスタートですね。
[東京 8日 ロイター] – 日本航空(9201.T)傘下の格安航空会社(LCC)のブランド名が「ZIPAIR(ジップエア)」に決まった。成田空港を拠点とし、2020年の夏ダイヤから、まずはタイ・バンコク、韓国・ソウルへの就航を計画する。
ということで、まだ1年以上先になりそうです。予約はいつ頃からできるようになるんでしょうか・・・?
最近国内の航空会社も360日前から予約可能になってきていますが、新会社はまだ予約システムもこれからどころか、ホームページ上では求人をしているくらいなので、早くても2020年に入ってからじゃないでしょうか。
ZIPAIR Tokyo搭乗でJALのマイルは貯まる?
新LCCのZIPAIR TokyoはJALグループということで、JALのマイルで搭乗出来たり、登場することでJALのマイルが貯まる・・という期待はありますね。
この辺りが実現可能かどうかは、当面は国内キャリアの競合であるANAと見比べると見えてきそうな気がします。
JALマイルでのZIPAIR Tokyoフライト搭乗
現状ANAのマイレージでバニラエアの予約ができることから、こちらは期待いい気がします。特に開業当初はいかにして集客するか、がLCCとしての稼働率を高めるわけで、既存のJALマイレージ会員を顧客母数にできるLCCでのマイレージ利用は充分有り得る気がします。
ZIPAIR Tokyo搭乗でのJALマイル積算
こちらは・・・ANAを見てもバニラエアは別のポイントシステムを採用していることから難しいと思われます。
他のLCCとレガシーキャリアがグループになっているところでもマイレージが同じ、というのは見かけないので難しいでしょう。
ZIPAIR Tokyoのフライト料金は?
こちらは全く発表されていませんが、1つ分かっていることとして、当初は本拠地成田空港からソウルとバンコクの就航が計画として発表されています。
空港は発表されていないですが、おそらくソウルは仁川国際空港(ICN)、バンコクはスワンナプーム空港(BKK)じゃないかな、と思います。
仮に基準日を6/3として、今の時点で2019/6/3の成田=ソウル便と成田=バンコク便の価格をGoogleフライトで調べてみました。
成田=ソウル
大体2ヶ月前で見た成田=ソウルのGoogleフライトの結果です。イースター航空が13,790円で片道を出しています。その上がチェジュ航空で15,240円、その後ジンエアーの15,310円、エチオピア航空の15,910円と続きます。
この価格で見ると1万円中盤でないと意欲的に集客できないと思われるのでこの辺りの価格帯を狙ってこれないと厳しいですね。日本国内の企業であることを考えると2万円台になりそうですが、その価格帯だとエアソウル・アシアナ航空・大韓航空がひしめいていて、特にアシアナ航空はJALで購入可能なことからグループ内で競合化してしまいます。
成田=バンコク
こちらはタイ・バンコクでスワンナプーム空港でGoogleフライトで検索した結果です。香港エキスプレスが19,610円で出していますが、それより上になると3万円台になっています。そして全て経由便。スクートでも経由便なので比較的自由に設定しやすい路線な気がします。
バンコクの空港をスワンナプームにしたのはJALが就航しているからなのですが、仮にこれがエア・アジアの本拠地であるドンムアン空港の場合はどうなるんでしょうか?
こちらが成田=ドンムアンの検索結果です。こちらは流石にLCC総本山的な空港なので、スクートが直行便で13,586円、エアアジアが16,050円で続きます。
もしZIPAIR Tokyoの成田=バンコク便がドンムアン空港想定であれば、相当な激戦になりそうです。