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ミャンマー・ナショナル航空の旅客機が着陸時にノーズギアが出ず、胴体着陸する、という事故がありました。乗客は全員無事とのこと。
ミャンマー旅客機、ノーズギア出ず胴体着陸。着陸の瞬間
ミャンマーの国際空港で12日、乗客乗員合わせて89人が乗った旅客機が、機体の車輪が作動せず、緊急での胴体着陸を行った。
このトラブルのあった航空機はミャンマー・ナショナル航空の旅客機で乗客82人、乗員7人にはケガはなかったとのこと。
ミャンマーでは数日前の5月8日にヤンゴン国際空港で着陸旅客機が滑走路を外れ大破する、という大事故が起きています。
【バンコク時事】ミャンマーのヤンゴン国際空港で8日夜、ビーマン・バングラデシュ航空の旅客機が着陸後に滑走路を外れ、停止した。ミャンマー政府や空港運営会社によると、乗客乗員36人のうち18人が負傷し、病院に搬送された。
負傷者は18人という発表ですが、亡くなった方はいないようでそれは良かったですが、見事に飛行機が壊れているのがわかると思います。空港は違うとはいえ、この事故を想起させるものがあったと思います。
ミャンマー旅客機の胴体着陸の瞬間
事故を起こしたミャンマー・ナショナル航空機の胴体着陸の瞬間が動画に収められています。0:30手前くらいからノーズギアが出ないまま滑走路に着陸する瞬間が見て取れます。
こちらは着陸後に乗客が機体から離れて遠巻きに見守っている所。
こちらはロイターからの現場の写真。かなりの急角度で止まっている機体が見て取れます。
特に火災もなく緊急脱出路で全員退出できたことがわかる写真。
別報によると日本人の乗客も最低1人はいたそうで無事で何よりでした。
ノーズギアと操縦席は繋がっている?
別の記事ですが、メンテナンス性を考慮してか一部の機体ではノーズギアと操縦席は繋がっているようです。今回の事故の機体はそういう仕様だったのかわかりませんが、繋がっているのであればそれはそれで機長や操縦士は怖かったでしょうね・・・。
胴体着陸した機体は修理して再利用される?
さて今回事故を起こしたミャンマー・ナショナル航空の機体ですが、この後修理して再利用されるのでしょうか?Yahoo!知恵袋ではありますが回答がありました。
こちらを見ると修理度合によって再利用されるケースもあるようですね。一機がかなり高額な航空機ではありますが、再利用される機体、というのもちょっと怖いものがありますね・・。