タイのスワンナプームやドンムアンなど6空港が2019年2月より完全禁煙に。喫煙者の対策は?

2019年2月3日より、タイのスワンナプーム・ドンムアン・プーケット・チェンマイ・ハジャイ,チェンライの6空港が完全禁煙となっています。

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タイのスワンナプームやドンムアンなど6空港が2019年2月より完全禁煙に。

タイの空港、スワンナプーム空港やドンムアン空港と言えばLCCなどのトランジット(乗り継ぎ)でお馴染みですが、これらを含むタイの6つの空港が2月3日より施設内外で完全禁煙となっています。喫煙者の方にとっては痛い話ですね。

http://www.jat.or.th/?p=23087

報道等によれば,タイ国内にある6箇所の空港(バンコク(スワンナプーム,ドンムアン),プーケット,チェンマイ,ハジャイ,チェンライ(メーファールアン))では,2月3日から全面禁煙となっています。これに伴い,各空港における喫煙所は閉鎖され,空港ターミナルビルの屋外においても禁煙となりました。違反した場合には5,000バーツの罰金支払いが求められるとのことです。

こちらはタイの日本人会によるブログ。各空港の喫煙所は閉鎖、ターミナルビル外でも禁煙、となると喫煙者の方は要注意です。罰金も5,000バーツ、約17,000円ということで重い罰金となっています。

タイはアイコスなどの加熱式タバコにも厳しい

紙巻タバコの喫煙がだめならアイコスなどの加熱式タバコはどう・・・?と考える喫煙者の方もいらっしゃると思いますが、もともとタイはシンガポールなどと同様に加熱式タバコやVAPEとよばれる電子タバコは所持・使用・持込が禁止の喫煙には厳しい国です。電子タバコの利用禁止は2014年からということで、こちらはもっと前から禁止なのです。

さらに電子タバコ・加熱式タバコの所持に対する刑罰は最大懲役10年か罰金50万バーツ(約17.5万円)という空港喫煙の罰金の10倍になっています。懲役刑もあるのでこちらは旅行者にとっては死活問題ですね。

個人的には昨年プーケットではアイコスを利用している人、おそらく日本人をかなりの人数見ましたが、だからといって大丈夫、という話ではない、と考えると結構ゾッとする話です。空港は喫煙が駄目なだけですが、アイコスは万が一のときは所持しているだけでアウトで10倍の罰金なので・・・。

喫煙者の対策は・・・?

さて、話は戻って空港の完全喫煙についてです。一部Twitterなどを見てると「喫煙所は閉鎖されているけど吸っている人はいた」「屋外は煙いので吸ってる人多い」という話はチラホラありますが、それも全部罰金と隣合わせのリスクですね・・・。施行された法律は「公共施設での禁煙」も含まれているので、ホテルなどで必ずしも吸えるか、というとこれも保証できない所。

紙巻きタバコも駄目、加熱式タバコはもっと駄目、となってくると、それ以外のタバコ、というよりもニコチンの補給の選択肢も考えておいた方がいいでしょう。

タバコガム・ニコチンガム

本来の目的とは違うのですが、禁煙補助薬のニコチンガムを持っていく、というのは1つの選択肢かも知れません。
ニコレットやニコチネルはAmazonでも買えるので入手は簡単です。タバコに比べて価格は高いですが、タバコを吸うだけのために国際線トランジットで一度タイに入国して外に出て・・・万が一乗り遅れるリスクに比べれば安いものです。こういった形のガムであればイミグレでも問題にならないような気がします。

嗅ぎタバコ

無煙たばこ | JTウェブサイト
鼻や口に直接たばこをふくんで、たばこの味・香りを楽しむ煙の出ないたばこ「無煙たばこ」についてご紹介します。

メジャーリーグの選手がベンチでクチャクチャやっているのが噛みタバコ、という話もありますが、国内ではそういったガム状のタバコ、というのは禁煙補助薬以外はないようです。別途JTが口に含むタイプのタバコを出しています。分類としては嗅ぎたばこになるそうですが・・・。

このスヌーズというタバコは煙草の葉が入った小包をっ口の中に含み、上唇の裏、歯茎との間に置いておくことで滲み出るタバコを摂取する、というタイプのもののようです。「無煙タバコ」とはよく言ったものですね。これはJTが出しているだけあって喫煙用なので、目的としては合っているのですが、個人的に気になったのは形状。円形の平たいパッケージに小さい紙袋のようなモノがたくさん入っている・・・というのは荷物検査で万が一説明を求められると結構大変そうな気がしました。

またこういった口に含むタイプのタバコについては、紙巻きタバコの肺がんとの関連性と同様に、口腔がんとの関連性が指摘されています。そういう意味では医薬品系のものの方が安心な気はしています。といっても、すくなくとも日本のJTが出しているものなので、その辺で入手できちゃうような嗅ぎたばこよりは安心感はあると思いますが・・・。

全世界的に喫煙には厳しい風潮が続いているので喫煙者の方は大変ですね・・・。

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